金華堂コラム

金華堂コラム

【富士市】お葬式とお葬儀ってどっちが正しいの?



「お葬式」と「お葬儀」みなさんはこの2つの言葉の違いご存知ですか?
なかなか普段から使う言葉ではないけれど、電話で話すときやそんな話題になったとき。
なんとなく使い分けているけれど…

よく考えると違いが分からない…という方も多いのではないでしょうか。

どちらも“人を送る大切な場”を表す言葉。
けれど、場面や使う人によって意味合いが少し違うようです。

そんな“ちょっと気になる「お葬式」と「お葬儀」の言葉の違い”をテーマに、
新人広報が社長に直接質問してみました。

社長!「お葬儀」と「お葬式」どちらの言い方が正しいとかありますか?

多分皆さんの一般的な慣れている言葉って「お葬式」だと思うんだよね。
「お葬儀」って少しお堅いイメージがあるじゃん。

たしかに…「お葬儀」はちょっとお堅い感じのイメージがあるかも…

どちらの言い方も間違いではないんだけど、
「お葬式」という言葉には2つの意味をもっているんです。「葬儀」という言葉と「告別式」という言葉の2つが合わさって成り立っています。

それぞれどういう言葉なんだろう?

「葬儀」というのは、宗教者の方(お寺さん)が亡くなられた故人様をあの世に送るために、宗教的な儀礼を行うことを指します。
「告別式」は、ご家族や参列者が故人さまにお別れを伝え、見送る時間のことを指します。

「お葬式=葬儀と告別式」それぞれの言葉は知ってたけど、ちゃんと意味が違うなんて知らなかったです…

だから、どっちの言い方も間違いではないけど、言葉に少し違いがあるよね。そして皆さんに馴染みがあるのは「お葬式」という言葉なんじゃないかなと思います。

おさらいすると、「お葬儀」は、宗教的な儀礼儀式を指している。そして「お葬式」は告別式がプラスで入るということですね!

そうだね!お葬式はこの「葬儀」と「告別式」を今一緒にやってる。そうするとお葬式と呼ばれるようになるね。



「お葬式」という言葉は
葬儀告別式という2つの時間で
成り立っています。




まず、葬儀ですが、これは故人さまをあの世へ送り出すために行われる、宗教的な儀式の時間です。お寺の僧侶や神職の方が読経やお祈りをしてくださる間、参列者は静かに手を合わせ、心のなかで故人さまへの感謝や敬意を伝えます。
地域や宗教によって作法は少しずつ違いますが、どれも「故人をしっかり送り出す」という大切な意味があります。

告別式はご家族や親しい方が故人さまに直接お別れを伝える時間です。
故人様に「お疲れさまでした。ゆっくり休んでね」とのお別れの言葉をかけたり、思い出を胸に手を合わせたりしながら、心を込めて見送ります。
形式ばった儀式ではなく、より個人に寄り添った、あたたかくて大切な時間です。

つまり、お葬式の中には、宗教的な意味で故人を送り出す時間と、家族や参列者が心を込めてお別れする時間の2つがあるんですね。


この違いを知っておくと、言葉の意味やマナーも理解しやすくなり、より安心してお葬式に臨むことができそうですよね。


事前相談 内覧予約 お問い合わせ