
葬儀の流れ
たった一度しかないことだから、事前の備えが大きな安心になります。
ここでは一般的に多い宗教者を呼び、葬儀をあげる形を例に流れを解説致します。
数か月前
事前の準備
葬儀社を決める
- 二社以上から事前見積を取る
- 決めた葬儀社の会員になっておく
- 葬儀社にいつでも連絡が取れるように連絡先を控えておく
普提寺があり、お墓の継承をご希望される場合は、
ご住職に葬儀の進行を依頼されることをお勧めします。

葬儀形式を決めておく
- 葬儀形式(一般葬/家族葬/直葬)等の希望する葬儀形式を明確にする
- 宗教者を呼ぶ場合は、確認を取っておく
会葬者の予想を立てておく
- 喪主や施主を決めておく
- 親族の人数や会葬者の人数を予想しておく
- 葬儀委員長や役員を希望する場合は事前に相談しておく
搬送、安置場所について考える
- 搬送時に立ち寄りたい場所があれば考えておく
- 自宅の安置場所を決めておく
- 必要に応じて安置用の布団を用意しておく
- 自宅以外へ安置を希望する場合は葬儀社に相談しておく
葬儀社によっては有料の場合もあるので確認をしておく。
具体的な葬儀の準備
- 遺影写真の候補を選んでおく
- スライドショーなどを希望する場合は写真を選んでおく
- 本籍地や住民票を調べておく
- 預金関係の整理·確認をしておく
一般的に逝去後は個人名義の預金·口座は遺産相続が発生しますので凍結されます。
最近では葬儀社でもカード払いやローンなどの分割払いにも対応している会社が多くなってきていますが、
宗教者への御礼など一時的に現金が必要になってくる場合もあります。
場合によっては住民票の移動も。 【市民/市民外によって火葬料金も変わります】住民票の移動も必要です。

ご逝去~
危篤時とご臨終
葬儀社に連絡をする
- 寝台車がお迎えにあがる時間を打ち合わせる
- 安置場所や状況を伝える
病院、施設を出発する
- 病院より死亡診断書を受け取る
- 医療費の支払いなどの説明を受ける
病院・施設までのおおよその到着時間をお伝えいたしますのでごお待ち下さい。
安置場所まで故人様の他ご同乗も出来ますので、希望される場合はお伝え下さい。
搬送~
搬送と安置
ご自宅への安置
- ご安置用の布団を用意(ベッドでも可)
- 葬儀社による枕飾りの用意、保冷剤等の処置
事前に決まっている葬儀社があれば、搬送も依頼する葬儀社に頼みます。
搬送だけを別の葬儀社に頼んでしまうと、搬送料として高額な請求をされることもあります。

安置所への安置
- 安置所の同行・宿泊の有無
最近では住宅事情や周囲への配慮から自宅に安置しないケースも増えて
きました。会館に安置が可能かどうか、また遺族も一緒に宿泊するかどうかも事前に決めておきます。
親族や宗教者への連絡
- 参列いただく予定の親族や宗教者に連絡を取ります
- 日時等の決定(宗教者の都合と火葬場の予約状況を確認しながら決定します)
葬儀内容の決定(葬儀スタッフとの打ち合わせ)
- 事前に相談·見積もりを取っている場合は葬儀社に提示する
- 葬儀内容を葬儀スタッフと決定していく
- 見積もりを確認する
見積書の内容をしっかりと確認します。不十分な内容で承諾してしまうと、
請求書の提示の際にトラブルの元になります。
役所手続き
- 死亡届の提出
- 地方新聞などの訃報の掲載依頼
最近では葬儀社が代行して行ってくれることが多いです。
しかし、中には有料となっていることもあるので、確認が必要です。