金華堂コラム

「葬式屋」「葬儀社」「葬儀屋」「葬儀会社」など、似たような言葉を耳にしたことがあると思います。

結論からいいますと、とくに違いはありません。人によって言い方が違うだけだと思います。

「葬式屋」「葬儀社」「葬儀屋」などの呼び方に違いはない

まずはそもそも「葬式屋」「葬儀社」「葬儀屋」「葬儀会社」「葬儀店」といった言葉の違いについて整理してみましょう。

呼び方は違っても意味はほぼ同じ

「葬式屋」「葬儀社」「葬儀屋」などさまざまな呼び方がありますが、基本的な意味の違いはないと思います。

どの言葉も、ご葬儀を手配・運営する専門業者を指しておりサービス内容に大きな違いはありません。

※葬儀会社によってサービス内容の違いはあります。だからといって呼び方が異なるわけではないです。

「屋」という言葉は親しみやすさやカジュアルな響きがあり、「社」や「会社」という表現はややフォーマルでビジネスライクな印象を与える場合が多いでしょう。

なぜ呼び方がいくつもあるのか？

呼び方にバリエーションが生まれた背景には、日本の文化や言葉の変遷が関係しています。

昔は地域に根差した小規模な葬式屋さんが多かったため、親しみを込めて「葬式屋」と呼ぶことが多かったように思えます。

時代が進むにつれ法人化が進み、より正式な「葬儀社」「葬儀会社」という表現が増えていきました。

つまり、言葉の違いは「歴史的な流れ」と「言葉の響きの好み」によるものであり、内容そのものに大きな差があるわけではありません。

呼び方によるイメージの違いとは？

呼び方によって微妙にイメージが異なるかもしれません。

「葬式屋」は地域密着のイメージ

「葬式屋」という言葉からは、地元密着型で親身な対応をしてくれる、昔ながらの温かい印象を持つ人が多いかもしれません。

古くから地域に根差し、家族経営などのスタイルで運営されている葬儀会社が想像される傾向にあります。

アットホームな雰囲気や、人と人とのつながりを重視したサービスを期待する方には、「葬式屋」という呼び名に親しみを感じることが多いでしょう。

「葬儀社」「葬儀会社」は安心感・信頼感のイメージ

「葬儀社」や「葬儀会社」という表現には、組織的にきちんと運営されているという印象が伴います。

たとえば契約や手続きが明確で、プランがしっかりしているイメージを持つ人もいるでしょう。

結局、選ぶべきは「呼び方」ではなく「中身」！

葬儀会社を選ぶ際に最も重要なのは、呼び方ではなく実際の対応力や信頼性です。

葬儀会社選びで見るべきポイント

葬儀会社を選ぶ際は、以下の点をチェックするのがおすすめです。

• 相談時の対応が丁寧かどうか
• 見積もりがわかりやすく、追加料金が明確か
• 施設や設備が整っているか
• プラン内容や費用の説明に納得できるか
• 過去の利用者の口コミや評判が良いか
• スタッフのお葬式の知識や対応力が適切か

これらを総合的に判断することで、安心して任せられる葬儀会社を見つけることができるでしょう。

まとめ

結果として、「葬式屋」「葬儀社」「葬儀屋」「葬儀会社」「葬儀店」といった呼び方に、基本的な意味の違いはありません。

意味の違いはありませんが、葬儀会社によってサービス内容は異なります。

どのような葬儀を望んでいるのか、どのように故人を送りたいのかは人それぞれでしょう。

繰り返しますが、葬儀社によってサービス内容は異なります。また対応も異なることがあります。

あらかじめ「費用」や「サービス内容」について把握しておくことで、不安を減らすことができて安心できます。

このようなこともあり、よりよいお別れを迎えるためには、葬儀会社に事前相談をすることが大事となるでしょう。

弊社金華堂では、複数の葬儀会場を富士市内に設けております。またいつでも相談を受け付けております。

少しでもわからないこと、お困りごとがありましたら声をかけていただければと思います。